56 三渓園100周年 岡田 満 個展 ライブ 記念出版

あわいびと ライブコンサート2022.12/3sat
岡田満 個展―カノン 2022.12/1thu-12/4sun
三渓園古絵葉書写真集―開園100年記念出版
会場:横浜三渓園旧燈明寺 本堂(重要文化財・室町時代築)

用美社(葉山)の岡田満さんが、横浜三渓園開園100年を記念して、三つの企画を進めている。

「あわいびと」は美鵬成る駒(うた、和太鼓)、佐藤錦水(尺八、篠笛)、中村力哉(ピアノ)による音楽ユニットグループ。古来の民謡をピアノの響きに包み込み、土地に根ざしてきた唄本来の姿を大切にしつつ、過去と現在、伝統と創出、人と人との間(あわい)に連なる交流を深めようとする。

岡田満さんは出版活動をする傍ら、絵画の創作に取り組んでいる。岩崎博物館で開催した5月の個展では、「条理不条理の言葉を押しのけて 世の中に遙かに不可解なことが続き始めると ひとりで歌うか 誰かと踊るしかないようで 朽ちていくわけでもなく 墜ちていくわけでもなし 僅かな希望と怒りをもって ただ静かに ただ厳かに新作20余点の出品予定です」とあった。今回、岡田満さんの絵画は何を語りかけるだろうか。

原 山渓(本名富太郎)が造りあげた三渓園は明治39年(1906)に無料で一般公開された。現在は、17棟の歴史的建造物と優れた景観で知られている。この庭園の創建当初の静かな日本の原風景とも言える山渓園所蔵の古葉書を基にして写真集の編集作業が、用美社で進められている。

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