一色小学校交差点先、ガソリンスタンドの前に、イタリア料理「フルット」がある。イタリア国旗とfruttoという看板が出ている。この店は、2008年8月20に開店しているので、15年になる。店の名前は、イタリア語で「実る」、そしてシェフの桑澤 大氏のお父さんの名前「実」にも通じている。
桑澤さんは、横浜Hill side gardenのTERAZZOで修行した。この仕事を選んだ理由を聞くと
「いくつも仕事を変えて、独立するにはこれしかなかった」と答えた。
パートナーの徳子さんが、小さな声で「お母さんから聞いたのですが、こどものころテスト前に、勉強が嫌になるとクッキーを焼いていたと聞きました」と教えてくれた。
遠回りしたが天職に辿り着いていたのだ。
おしゃれな店内に5つのテーブルがあり、職場の小さな歓送迎会に使わしてもらった。いまは、時折、ランチセットで、葉山牛ボロネーゼのラザニアをいただいている。カンツォーネやナポリ民謡が、イタリアの旅を想い起こさせる。
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