2024年6月27日(木)10:00~12:00に福祉文化会館2階和室で、葉山こどものための人材バンクと教育委員会共催で「教育長と座談会!」が行われた。参加者は清水教育委員を含めて23名、人材バンクから4名、教育委員会から3名の30名が出席した。
最初に、稲垣一郎教育長から話しがあった。
経歴について、1984年、神奈川県立高校の国語科教諭になり、特別支援学校、通信制高校、神奈川工業高校、荏田高校校長、県ICT推進担当課長、湘南高校・定時制の校長等を経て、学校で起こるあらゆる問題を経験して来た。葉山町教育長に着任し4年目になる。
葉山町の学校施設については、
神奈川県で50年後も維持できる町として、葉山町と開成町が上げられている。それは人口は減るが、若い人から高齢者まで人口の循環があるからだという。
その中で、葉山の2中学4小学校は多くないでしょうか?と問いかけた。
高校の耐震とトイレの改修はすべて終わっているが、葉山ではとくに長柄小学校の状況が悪い。学校は避難所としても使用されるが、電気が止まるとトイレは使えない。早く改善したい。
葉山町の教育状況は、
3年前と今では変わっている。点数をとる教育から、20年後のこども達がよりよく生きていける教育に、先生方も努力している。保護者も視点を変えて欲しいという。
稲垣教育長が真ん中に座って座談会に入った。
参加者からは、湘南高校の生徒はなぜ自主的に動くのか? 給食時間を延ばせないか? 内申点は受験でどのように評価されているのか? 支援学級の先生は専門専門知識が足りないのではないか。子どもの居場所が屋内・屋外に必要等々と発言があり、稲垣教育長は一人一人に丁寧に答えていた。
その上で、「町民が望んでいる声が必要」と述べた。
以外に、20年後の教育体制よりも、いま教育現場で起こっている切実な質問や要望が多かった。
いまある課題について、出来ることから実行されなければ、未来の学校についての話し合いにつながっていかない。
いま役場や教育委員会に求められることは、現在の課題解決に立ち向かうリーダーシップと実行力そのものだと思う。(ろくさん)
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