112 リタイア後こそ住み心地のよい家 ダンハウス腰越K邸

逗子のダンハウスは、逗子、鎌倉、葉山他で100棟目の家を竣工した。地元の職人さんが、一棟一棟、丁寧に、心も身体も暖かい家を作り続け、6月4日、鎌倉市腰越2丁目でK邸をオープンハウスとして公開した。

施主のKさん(63歳)は、鶴見で歯科技工士の仕事をして、2002年に、ダンハウスで仕事場兼住宅を建築した。趣味のサーフィンで、腰越の海に入るため、駐車場を借りてずっと鶴見から通っていた。


7年前に、鶴見の家は仕事場専用にして腰越に越してきた。毎日、犬を連れて散歩しながら土地を探してきた。昨年、念願の腰越の浜に歩いて5分ぐらいの少し高い場所に土地を見つけた。
鶴見の家で20年以上の住み心地のよさを知っているKさんは迷うことなく、2軒目の家もダンハウスに委ねた。

今回、珪藻土の壁をみんなで塗りたいと周りに声をかけた。ながめると、一人一人の塗り方の微妙な違いがわかり、壁を見ていると、一人ひとりを思い出す。また、パートナー(62歳)のために業務用のガス台がでんと収まっている。

Kさんのもう一つの趣味はロックで、今回も建築中に、ロンドンまでエルトン・ジョンのコンサートに行ってしまうという本格派。

Kさんはリタイアしていないが、これからの長寿在宅社会は、自宅で過ごす時間が長くなるリタイア後こそ、住み心地のよい家が生きてくる。(ろくさん)

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