昨年4月9日、葉山元町のアンダーザパルモで、その歌声を聞かせてくれた中野渡章子が、横浜、山渓園旧燈明寺本堂に登場。
桜満開の季節に、映画音楽の名曲がバンドネオンとピアノに導かれつつ中野渡章子の歌声と春風にのって人々が集う異空間に流れる極上の時間を楽しむ
曲目は、サウンドオブミュージック「私のお気に入り」、ヘンリー・マンシーニ「シャレード」「ムーンリバー」、バート・バカラック「アルフィー」、エンニオ・モリコーネ「愛のテーマ」、武満徹「めぐり逢い」、「他人の顔」、「明日は晴れかな曇りかな」、チャールズ・チャップリン「モダンタイムス」、「スマイル」、他。
アンコールには「横浜ホンキートンクブルース」で応えた。
バンドネオンを演奏した大久保かおりさんによると、ドイツでオルガンの代りになる楽器として作られ、ヨーロッパから南米に伝わり、アルゼンチンタンゴの主要楽器となり、ブエノスアイレスの混沌とした時代と空気を感じさせてくれる。
このバンドネオンが、黄昏時の本堂に流れる映画音楽の情緒をたっぷり伝えてくれた。春宵一刻値千金(ろくさん)
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