229 思ったことを真ん中で語れる人に ヒミツキチ森学園卒業式 野瀬美千子

2024年11月、掘内1968-13の古民家に移転したオルタナティブスクール「ヒミツキチ森学園」の卒業式が、2025年3月14日に、葉山町教育委員会会議室で行われ、初めて出席させていただいた。

2020年開校時(一色校舎)は6名だったが、いま26名が在籍しており、今年男女二人ずつ4名の卒業生を迎え、卒業生・在校生の保護者、ゲストを含めて約70名の出席者に祝福されて巣立った。

「学園からの話し」で、理事長の野瀬さんが、卒業生ひとり一人の個性と成長過程について、時折、涙ぐんで話した。また4人の保護者からも卒業生に祝いの言葉があった。保護者が、既存の学校では、我が子の居場所がみつからないと必死になってヒミツキチを探し出せたことが本当によかったと伝わってきた。親が子どもの成績以上に個性に合わせて学校を選ぶ時代になっていることを実感した。

なぜ、いまの公立学校は、子ども達の個性に応じた教育が出来ないのだろうか? いま一クラス30名でも先生は十分な教育が出来ないと言われているが、それよりも長年、教育方針や社会が子ども達を一つの形にはめ込もうとしてきたからではなかろうか?

ある卒業生の保護者は、「普通におかしいと考えたことが普通に話せるようになった」と話していた。誰も周りの状況を気にして言いたいことが言えないことが現代社会の閉塞状況を生み、ネットであれば、過剰に反応してしまう。まずは、思ったことを普通に語れる日常や社会になったとき、私たちの社会はもっと住みやすくなるのではなかろうか。(ろくさん)

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