224 朝、近くの通学路に数10分立てば、誰でも見守りが楽しめる!リタイア後のおすすめ健康法

家の近くに、石川橋があり、一色小学校側に渡る横断歩道がある。15年ぐらい前から、妻の洋子さんはゴミ出しついでに始めた「見守り」に、はまっている。子ども達と挨拶を交わし、ジャンケンをするのが日課になった。
わたくしは、神保町への通勤が終わった2012年ごろから、いっしょに立ち始めた。

2022年、一色小学校信号に一人で移動して「見守り」デビューした。滝の坂から来る子、一色旧道から信号を渡って来る子、大道から来る子が合流して一色小正門に向かう。
初めは、挨拶もそこそこ。「おはようございます」「いってらっしゃい」と繰り返す。少しずつ子ども達から挨拶が返ってくるようになった。そのうち、子ども達は、それぞれが違った家庭の状況を重いランドセルと共に、しょってきていることに気付かされた。

ひとり一人の様子や表情に会わせた声がけが必要なのだ。ときには元気に、ときには静かに優しく、ときには目配せだけでもいい。オーダーメイドの表現が心の扉をノックする。

スーパーでママ達に挨拶されることが時折ある。横を見ると、子どもが一所懸命ママに説明している。ママから「いつもありがとうございます」と言われ、一瞬、顔がほころぶ。
バスで、女子中学生に席を譲られたこともある。「小学生のときに、見守りをしていただきました」と言われてわかり、思わず喜びが込み上げた。
朝の数10分、自宅近くの通学路に立てば、誰でも見守りが楽しめる。(ろくさん)

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コメント

    • 学央
    • 2025年 1月 29日 10:56pm

    毎朝、お疲れ様です。女子中学生の言葉は、こちらもグッときました。これからも見守り隊がんばってください!!

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