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2024年6月22日（日）、一色のMOMOYAMA GALLERYで、今日から30日まで開催される「三十秒の汝　Thirty Seconds of Thou by ASAKO PAGE」を見に行った。

レセプションパーティーが行われており、ギャラリーは一杯の人だった。
マネジャーの風間さんによると、今回の個展を開いた建築・インテリアデザイナー・画家ASAKO PAGEさんは、葉山在住で、まもなく１年になるMOMOYAMA GALLERYの展示を見に来ていただいたご縁だという。

ASAKOさんに伺うと、このGALLERYが気に入って、二科展の入選作、ウクライナ思わせる「平和と戦争」（2022年）、息子さんの背中をモデルにし虚無感を漂わす女の表情を描いた「裏切り」（2023年）を始め未発表作品を含めて40点以上を展示する初めての個展になったという。

案内ハガキに使われた「視線」、その他「美しい女性」「楽しいパーティータイムの後」「香水」「情熱」など印象的な作品が多かった。

紹介された子息「りあん」さんは哲学を学ぶ大学生で、ハイデッガー、フーコー、カント、西田幾多郎など、学生時代を思い起す言葉が出てきた。
書斎に58年間眠っている「カント全集６巻」（理想社）を思わず差し上げたくなった。（ろくさん）