150 謡いは奥が深いのであきさせない 葉山観世流謡曲会 村上邸能舞台

葉山観世流謡曲会では、毎月第2、3木曜日午後、図書館2階の和室で、研謡会、翠謡会という名称でお稽古会を行なっている。加えて、春の会、浴衣会、秋の会として、研修会も行なっている。

今回、秋の会を、鎌倉の村上邸能舞台(鎌倉市西御門2-8-22)で12時から17時まで開催した。出席は、池田、伊藤、大久保、小谷部、後閑、高橋、高梨、中川、掘内、宮内、守谷、若松さんの12名(男7女5)であった。能舞台でも、足や腰が不自由であれば椅子で謡う事が出来る。

番組は、老松(シテ後閑)、善知鳥(シテ高橋)、浮舟(シテ大久保)、龍田(シテ小谷部)であった。また中間で、中川が仕舞(杜若キリ)を舞った。仕舞の感想をいっしょに稽古している若松さんに聞いた。「うっ、何これ」と言われたので、イメージを変えることが出来たのがわかった。

会を終えて、小町通りの居酒屋で、先輩の高橋さんを囲んで、謡いの「ウキ」が正確に謡える人がほとんどいないと言われて、改めて謡いの難しさと奥の深さを感じた。常に課題に取り組む面白さが、あきさせない(ろくさん)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る