116 植田館長への思い 坂本直子 どこでも図書館プロジェクト

6月14日、学校運営協議会一色小学校部会で、葉山コンシェルジュ倶楽部会員、坂本直子さんとごいっしょだった。そのとき、「どこでも図書館プロジェクト、葉山町で『小さな本箱』を作りたい!」というチラシをいただいた。

坂本直子さんに、このプロジェクトへの「思い」を綴ってもらった。(ろくさん)

「子どもたちが自由に楽しく本を選んで、シー―って言われない子ども図書館を作りたい」

そんな思いで開館した小さな子ども図書館は、1部屋から移動図書館、そして次は「小さな本箱」という形になって子どもたちに本を届けようとしている。

館長の植田さんは「本は出会い」だと言う。

誰かがそっと置いてくれた絵本にふと興味を持って手に取る。一定期間お家に持って帰る。飽きたら返す。

誰かが「おもしろかったから誰か読んでほしいな~」とそっと本を置く。その隣には誰かが置いた本がある。気になって持ち帰ってみる。

本に縁遠い子どもだったり、本が大好きな大人だったり、、、小さな本箱を介して出会い、無言のコミュニケーションが生まれる。サイコーだ。

これって「コミュニティスクール」にぴったり!子ども達を守るために閉じられていた学校の校門に「小さな本箱」があったら、地域の人と子どもたちのコミュニケーションが生まれるかもしれない!妄想するだけで小躍りしたくなってしまう。

町のあちらこちらで、言葉を交わさずとも素敵なコミュニケーションが生まれていくなんて、「幸せタウン」葉山にピッタリではないか!
植田さんは、なんて優しい人なんだろう!改めて自分の友人に拍手を送りたい。いや、ビールを送った方が喜ばれるかもしれないけれど。直子

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