5月下旬から6月中旬にかけて、池上町の人工のせせらぎでホタルの淡い光を楽しめる。
蛍火の明滅滅の深かりき 細見綾子
長年、ホタルの再生に携わってきた、木古庭に隣接している池上町に住む小出和弘氏から、1月にホタル再生の記錄を本にしたいと相談があった。
早速、葉山コンシェルジュ倶楽部の出版社、岡田さんに相談して、用美社から自費出版として200部発行することになり、原稿の調整と編集作業が始まった。
ホタルの幼虫が餌のカワニナを食べる3月までの観察記錄も収録して、数回にわたる校正や加筆を経て
「(横須賀)いけがみほたるの会 再生の記錄」(A4判・32頁カラー)が5月21日に上梓された。
『この再生の記錄は「(横須賀)いけがみほたるの会」(会長小出和弘)が10年程前から街の住宅地の中で、ホタルを見られる川をつくろうと始めたものの記録集です』とあとがき(おわりに)にある。
目次 飼育する小川の環境
カワニナの繁殖と水温
カワニナの繁殖の記錄
ほたるの一生
ほたる幼虫の生存率
ほたる幼虫の食
幼虫は何個のカワニナを食べるか
食べ殻の集計表
小出和弘が歩んだほたる再生の道
つぶやき
ほたる鑑賞の注意
おわりに
タウンニュース横須賀版 5月19日号 人物風土記で紹介された小出和弘氏
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