88 人と人が支え合うコミュニティカフェ心花 長塚かおる

葉山大道交差点、JAよこすか葉山店裏の旧道を入っていくと左手に、心花(ここな)の幟が立っている。細い路地を入ると古民家風の心花がある。

代表理事の長塚かおるさんは、かねてから地域の人たちが集まって、釣ってきた魚や畑でとれた野菜を食べることが出来る店を作りたいと思っていた。

2016年11月に、叔母さんの家が空いていたこともあり、三人でコミュニティカフェ心花を始めた。築60年以上経っている平屋は、当時2級ガラスと言われ、特有の歪みが模様を作るガラス戸を残したので、床は畳にしてテーブルと椅子を置いた。

食事と甘味の店だが、高齢者の地域の居場所として、一人のお客さんも多く、お弁当を届ける人も増えているといる。行政や団体のサポートからもれて、食事の用意や介護を受けたくないという人たちに使って欲しいという。

パッチワークやつるし雛、絵手紙、切り絵、日本画、お習字などの教室としても使い、作品を展示するギャラリーになっている。

コロナ後に向けて、地域のいろいろなことが出来る場所になればいいと思っている。スーパーママ達が、家庭の味を用意して温かく迎えてくれる。(ろくさん)

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