85 うぇるまスポーツセミナー 高齢者に必要なカルシウムとタンパク質

2月26日(日)14時から、「うぇるまスポーツセミナー2」が、福祉文化会館大ホールで手話通訳も入れて開催された。

日本陸連医事委員会スポーツ栄養部副部長・JSPO公認スポーツ栄養士の大畑好美さんが「アスリートになるための栄養学」について話した。

日本陸連under13の栄養指導から、小学生には陸上が好きになって続けてもらうことを重視している。
体は食事から出来ている。まず好き嫌いなしにしっかり食べる。
どんなときでも食事の基本形、主食、主菜、副菜、乳製品、果物をそろえて食べよう。
成長期にはカルシウムと鉄が必要。給食でもたりないので補食は栄養を補うものを食べる。

大学女子バスケット部の栄養指導では、食べ物と体の関係を理解してもらうことが重要。
しっかり食べることを理解してもらうには、食べるものによって体が変わることを実感してもらう。
「食」とは「人」+「良」食事は人をよい状態にする。
食事日誌で基本形の空欄で傾向がわかる。体重と心拍数を毎日測ると食事の傾向や不足を予測することが出来る。

エネルギー計算を毎日してもらうと、必要とするカロリーもわかってくる。
ご飯(糖質)をしっかり食べることによって毎日の回復が支えられる。毎日の体重を測ることによってカロリーの調節や、練習前後を測ることによって給水計画に役立つ。
筋タンパク質は運動後に増加するので、練習前は糖質、練習後はタンパク質をとる。からだが大きくなったら補食が2回必要。
サプリメントは栄養補助食品なので、すぐには効かない。取り入れる前に、食事の内容を見てもらい不足指定のものを補うのがよい。
質問から、高齢者のスポーツマンに必要なのはカルシウムとタンパク質とのこと。(六)

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