一色、滝の坂商店街の中間、ブレドールの向かいに、「山海亭」という見慣れた文字の看板が上がっている。
いま、住浦さんを中心に5人の女性が、愛情込めて定食、丼物、中華など家庭料理を出している。お弁当やテイクアウトのお客さんも多い。夜は、お酒類も楽しめる。
「山海亭」は、沼田てるさんが、大浜に海の家を開設した。
約60年前に、御用邸そば、山田ボートのビル(現在1、2階、好日葉山工房)の隣(現在、一色BASE)に、海の家の食事が出せるお店を開業し、お嫁さんのひろ子さんも加わった。
それから46年、地域の人に愛されてきたが2011年に閉店することになった。
そこに、当時40代の経営者あさひさんが現れ、お店をリニューアルして伝統を引き継いだ。
働いていた女性達が、チーム「山海亭」として、葉山駅伝2017に出場し、一般女子で優勝した。
しかし、店を引き継いだ、あさひさんは若くして事故で亡くなられた。
4年前、葉山駅伝に出場し、優勝した女性達が中心になって、今度は、「山海亭」というタスキをしっかり繋いで、御用邸前のお店で使っていた看板を滝の坂で掲げた。
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