創業300年の日影茶屋を、葉山の住民であれば、知らない人はいないであろう。
逗子のなぎさ橋から海岸通りを入ってくれば、建物と通りに面している正面玄関車寄せは、おのずと目に入ってくる。その玄関右の菓子舖は、通っただけではわかりにくいかもしれない。
蔵の建物をそっくり利用した菓子補がある。
贈り物や手土産に、蔵の中で販売している和菓子のコーナーで、栗茶巾、香ばしい皮とコクのある餡の丸二最中、日影大福、前の浜の名前からとった小浜まんじゅう、羊羹、巻ドラ、らんとう、かき餅、おかき、季節物では夏ならば、レンコン餅などがある。
わたくしは、手土産に、巻ドラやレンコン餅、贈答のお返しに、らんとうなどを差し上げて、喜ばれている。
菓子舖の蔵が、いまは金曜日、土曜日の17時30分から、「バー久楽」に変わる。会社勤めのとき、東京で飲んだ後、帰りに寄ることがあった。蔵の中のバーは異境にいる気分にさせてくれた。
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